かつて炭都とよばれた福岡県大牟田市の歓楽街。時が止まったかのような地方都市の光景を情感をもって映し出しています。
村上仁一氏の「雲隠れ温泉行き」とともにビジュアルアーツフォトアワード2007大賞を受賞した作品です。
(森山大道氏の帯文より・・・)
九州という以前に、日本の地方都市の現状が、かくもリアルに写された写真をぼくは他に見ない。
重くなく軽くなく、柔軟な視線に支えられた素晴らしいドキュメンタリーである。川口英人という一人の青年が、カメラでこだわった数年間のフィルムの軌跡には、そこいらのプロなど一蹴する情と熱があって、ぼくは久しぶりに写真本来が持つアマチュアリズムの力を思い知った。