梅佳代氏とともに2006年度第32回木村伊兵衛写真賞を受賞された作品ですね。
ミニチュアみたいな本当の景色。ゴルフ場、プール、高速道路、東京駅、行き交う人々・・・。
風景を高いところから眺めると車や建物が、ミニチュアのように感じたことはないだろうか?
そんな誰しも感じるであろう感覚を独特な撮影方法で、写し出す写真家・
本城直季氏。
彼のフィルターを通すと、自分達の生活している空間が一度見たら忘れられないインパクトを放ち、有機的なはずの風景が無機質に変容されてしまう。
"まるで世界のすべては作りものだ"と言われているかのように。
大判カメラのアオリ技法を使って実際の風景をわざと嘘くさく撮るというのが
本城直季氏の手法は、外国の誰某の真似でオリジナリティがないなんてことを言う方もいますが、そんなこと言ったら、今は巨匠と言われてる人だって誰某の真似っぽいのはいくらでもいます。
要は手法がどうであれその作家固有ののオリジナルな世界が表現されていればよいのですよ。